urushi blog

プログラマでゲーマーのうるしが綴るメモ

Oculus Go を手にとって分かった事

Oculus Go 買いました

Oculus Go が先日の Facebook の発表会にて発売開始され、その日は GW で旅行中だったのですが、その出先で購入し、旅行を終えて帰ってきたときには既に家に届いていました。ということで、その次の日に Oculus Go にてまた旅をしてきたので、そのレビューを書きたいと思います。

Oculus Go

www.oculus.com

基本的な性能については公式サイトを参照。 Oculus Go はスタンドアロン型の VR キットなので、 PC 等の必要が無いというのが非常に大きな利点になります。その分、ヘッドトラッキング (頭の位置を検出することで、視点開始位置の変更等に使用) がなかったり、性能を要するゲームが出来なかったりと、一長一短あるものでもあります。以下に自分が使用して感じた長所・短所を述べていこうと思います。

長所

  • ハードルが低く VR 空間にすぐ行ける
    • 装着するだけという手軽さは大きなメリット
  • 動画等のコンテンツ等と相性がいい
    • それなりに軽く、寝ながらでも装着可能
  • コントローラが使えるリッチな操作体型
    • 反応も良く操作感としても申し分ない

短所

  • コンテンツ不足
  • スカートが覗けない
    • ロマンがない

所感

やはり問題としてはコンテンツ不足が一番大きいと感じる。Gear VR における資産があるといっても、キラーコンテンツ不足感は否めない。といっても、Oculus プラットフォームにおけるコンテンツ数としては、他のプラットフォームと比較するとその規模は大きく、まだまだ成長の余地もあるように思える。Windows PC の画面をストリーミングしてゲームできる機能とかがあれば、Steam のコンテンツとかも含めて、ある程度はコンテンツ不足も解消できるとは思うが、すぐには難しそう。とりあえず、マインクラフトはよ。

コンテンツ

www.oculus.com

普通に可愛かった。3D を推す場合ある程度離れてミニチュア感があった方が個人的には見易いし疲れない気がする。

www.oculus.com

VR + ライトノベル。文字の解像感がちょっと辛く読みにくかった事以外は問題なし。シナリオもちょっとかじった程度だけど、雰囲気があって良さげ。

www.oculus.com

対戦形式のゲーム。操作感はいい感じなんだけど、ちょっと古いのかユーザーとマッチングしないので辛い。

www.oculus.com

動画系コンテンツ、悪くないんだけど、言語の壁もあいまって見たいと思えるコンテンツがあまりないのが残念。

www.oculus.com

Coco (邦題:リメンバー・ミー) の販促 VR ゲーム。悪くないし雰囲気もいい感じなんだけど、テンション高くてついていけない。

www.oculus.com

部屋に集まって配信を見る感じのアプリ。閲覧者にも個を求められるのでちょい大変。友達内でやると面白そう。だれか配信して。

総括

長期的に使おうと思えるコンテンツが出てこないことには、なんとも度し難いものがある。ちゃんとした VR 向けのオンラインタイトルだったり、といったキラーコンテンツの創出が待たれる。現状としては、動画メディアの再生機器としては非常に優秀。Netflix だったり、ブラウザが内蔵されているので YoutubeAmazon Prime Video だったり。要は 3D コンテンツを見るのではなく、2D コンテンツをシアター的に見る用途に適している。 3D コンテンツは質が不安定過ぎて視聴に疲れる。 (何か感動的な作品があったら教えて欲しいです) また、VR 「空間」を活かした新しいコミュニケーションの形も徐々に見えてき始めているので、それを体験するという意味でも Oculus Go は触って見る価値があると思われる。要は、値段安いし買って損無いし、とりあえず買ってみたらいいと思います。