BitZeny マイニングにおけるメモ
BitZeny
BitZeny とは仮想通貨の一種で、大きな特徴として、マイニングにおけるハッシュアルゴリズムが特殊で、 GPU を使用しても大きな速度向上が無く、CPU で計算するのが効率が良いとされています。そのため、 優秀なGPUを積んだPC等の初期投資が必要なく、余らせている PC でマイニングが可能で、比較的参入が容易です。
効率
正直効率はあまり良くないです。
相場は安定しています。が、といって十分な効率かと言われれば微妙なところ。VPS 等を使うと、選んだ会社によりますが、若干の利益を あげることも可能です。しかし、CPU 使用率が高い水準で張り付くので、他の利用者に迷惑がかかり差し止められたりと、 最近問題になっていたりもします。僕は別の用途でつけっぱなしにしているPCがあるので、それの余剰リソースでマイニングさせてます。 電気代との効率とかは特に計算していませんが、それだけで一ヶ月で大凡 110 ZNY ぐらい得ることができました。 流石に電気代ぐらいはペイできているはず。
プールマイニング [宣伝]
始め方については色々な方が既に説明されているので、特に記載しません。マイニングは一般的にマイニングプールという、複数人協力してマイニングをし、その利益を分配し合うという方式を取る場合が一般的です。どこでもマイニングプールは同じやろと思われがちですが、実際マイニングプールには、高可用性が求められます。(マイニングが止まると辛いので)
そこで、知り合いのインフラエンジニアがガチで作ったマイニングプールがあるので紹介しておきます。僕もここでマイニングをしています。
Hoge Pool - Bitzeny Pool - Home
正直、ここ以外にも色々マイニングプールはあるので、色々探してみると BitZeny コミュニティーが分かってきて面白いかもしれません。
おまけ
最後に、CentOS6 で暇させてるサーバーがあったので、 マイニングさせた時のコマンドをメモしておきます。
#! /bin/sh yum -y groupinstall "Development Tools" wget http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm wget http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-5.rpm rpm -Uvh epel-release-5*.rpm rpm -Uvh remi-release-5*.rpm yum -y install python-devel screen yum --enablerepo=remi install libcurl-devel -y mkdir /opt/miner cd /opt/miner wget https://github.com/macchky/cpuminer/archive/v2.5.0z.tar.gz --no-check-certificate tar -zxvf v2.5.0z.tar.gz cd cpuminer-2.5.0z/ sh autogen.sh ./configure CFLAGS="-O3" make make -j mv minerd ../ cd /opt/miner